書評
『目と手と耳でここまでわかる フィジカルアセスメントガイドブック 第2版』
角田 直枝
1
1茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター
pp.738
発行日 2012年8月15日
Published Date 2012/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102283
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本書は、2005年の初版から6年目に発行された第2版である。2005年当時は、フィジカルアセスメントの重要性が指摘され始めた時期であり、これを学ぼうとした人なら一度は初版本を手に取ったことがあるのではないだろうか。私自身も、本書の初版に出会って、その魅力にとりつかれ、今でもすぐ手が届く場所に置いている。
私が初版を購入したとき、もっとも気に入ったのは「構成」であった。当時、私は訪問看護師にフィジカルアセスメントの教育するためのテキストを探していた。そして、同書の「Part1症状・徴候からのアセスメント」に感激した。
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