ほっとらいん ふろむ ほんごう
オランダの成功を日本に活かす 緊急講演会「在宅ケアのルネッサンス」開催
pp.554
発行日 2012年7月15日
Published Date 2012/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102236
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オランダの新たな在宅ケア提供モデル「Buurtzorg(ビュルツォグ)」を学ぶ緊急講演会「在宅ケアのルネッサンス」が4月11日(水)、日本看護協会ビルJNAホール(東京都渋谷区)で開催された。主催は暮らしの保健室(秋山正子室長)。秋山氏と堀田聰子氏(労働政策研究・研修機構)のコーディネートのもと、来日したBuurtzorg Nederland代表のヨス・デ・ブロック氏(写真右から2番目)が講演を行なった。
ビュルツォグとは、2007年に創業された新たなケアの提供モデルで、訪問介護(身体介護)と訪問看護サービスを一体的に提供している。最大12人のナース(看護師・介護士)からなる独立チームで、各チームがケアの計画立案から提供、評価、財務、教育に至るまですべて責任を持ち行なっている。わずか5年で独立チームは全国約450、約5000人のナースが活動するまでに急成長し、現在も毎月200人のナースが新たに参加する。11年の利用者は5万人を数えている。
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