特集 地域包括ケアシステムの展望
医療型高専賃から「サ高住」への展開
石井 友二
1,2
1ホワイトボックス株式会社
2株式会社ココチケア
pp.31-35
発行日 2012年1月15日
Published Date 2012/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102084
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
日本においては、少子高齢化が急速に進み、独居や高齢者夫婦世帯が増加するなかで、高齢者へ効果的に介護や医療サービスを提供するための住宅を広く供給する必要があり、また、こうした住宅の供給が欧米各国に比べて立ち遅れていることから、高齢者住宅の整備が行なわれてきていました。高齢者円滑入居賃貸住宅(高円賃)、高齢者向け優良賃貸住宅(高優賃)、高齢者専用賃貸住宅(高専賃)がそれらです。
しかし、これらの施設は各施設の管轄がわかりづらく、運営上のさまざまな問題があったため、わかりやすいかたちで整理される必要が生まれました。
Copyright © 2012, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.