特集 小児訪問看護に取り組もう
小児訪問看護を広げていくための取り組み
下地 節子
1
1沖縄県看護協会訪問看護ステーションのぞみ
pp.591-593
発行日 2010年8月15日
Published Date 2010/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101659
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近年,さまざまな医療的ケアを必要とする子どもたちが医療機器を装着し,医療処置を継続しながら家庭で過ごすケースが多くなってきました。子どもの成長発達にとって,家庭・地域での生活が望ましいことは多くの研究者からも報告されているとおりです。
しかし,医療的ケアが必要な重症心身障害児は,生命の危機に直結しやすいため,家族は,不断の緊張を続け,呼吸管理や栄養管理,日常的な生活介助に多くの時間を費やし,身体的・精神的・心理的な疲弊を感じています。
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