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編集後記
伊藤
,
富岡
pp.246
発行日 2010年3月15日
Published Date 2010/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101570
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●〈……何度も何度も(利用者のことが)夢に出てきて。私たち布団残業っていうんですけど,布団にはいっても利用者さんのことずーっと考え,明日はどうしようって……〉これは特別記事(中村論文)の,新人の苦悩と成長を見守るステーション管理者が語ったインタビューの一部です。大変だけれど,そこを乗りこえたら達成できるよと,利用者さんやご家族に寄り添いながら行なっていく訪問看護の魅力が伝わってきました。……伊藤
●今号の特集は退院調整がテーマです。制作の途中,「カンファレンスは病院ではなく,利用者の家で開くべき」とのお話もうかがいました。「そもそも退院調整は病棟から在宅にお願いするものなのに,在宅側が病棟に出向くことで,病棟から一方的な連絡をされる場となってしまっている」「病棟看護師が家に出向けば病棟側も実際の利用者の退院後が容易に想像できるし,高齢で家にいる実際のキーパーソンから話を聞くこともできる」。相互理解に基づくパートナーシップの構築を願います。……富岡
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