特別記事
人の視線を検出する技術を用いたコミュニケーション支援―ぬいぐるみ型見守りロボット技術による生活支援の可能性
安部 伸治
1
,
内海 章
1
,
米澤 朋子
1
,
山添 大丈
1
1ATR知能ロボティクス研究所
pp.782-785
発行日 2009年9月15日
Published Date 2009/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101427
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情報セラピーインタフェースの研究開発
われわれATR知能ロボティクス研究所コミュニケーション支援室では記憶障害や認知症をもつ人々のコミュニケーションを活性化し,介護者である家族を支援する情報セラピーインタフェースの実現を目指し,そのために必要な技術ならびにその技術を組み合わせた支援システムの開発を行なっている1)(情報通信研究機構の研究委託「軽度脳障害者のための情報セラピーインタフェースの研究開発」として平成15年9月に発足した)。
本稿では,情報セラピーインタフェースの研究開発の一環として開発された視線検出技術とその応用について紹介したい。
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