ほっとらいん ふろむ ほんごう
地域ぐるみで支える在宅緩和ケアの取り組み―東京都在宅緩和ケア支援センター講演会開催
pp.285
発行日 2009年4月15日
Published Date 2009/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101301
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2月14日(土),都民ホール(東京都新宿区)において東京都在宅緩和ケア支援センター講演会が「地域で支える在宅緩和ケア」をメインテーマに開催された。
開会挨拶で川畑正博氏(東京厚生年金病院在宅緩和ケア支援センター長)が「在宅緩和ケアから地域で支える緩和ケアへ。それがいのちの文化の再生につながる」と述べた後,Ⅰ部として市原美穂氏(NPO法人ホームホスピス宮崎理事長)による基調講演「安心して暮せる地域づくりへの取り組み」が行なわれた。「宮崎をホスピスに」の精神で地域を支える市原氏は,「心ゆるゆる患者サロン」や「宮崎聞き書き隊」などさまざまな活動のほか,自宅ではないもうひとつの「家」を通して,暮らしといのちを支える取り組みについて事例を含めて紹介し,最期までどう生きるかの重要性を問い掛けた。
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