連載 マグネットステーション インタビュー・6
―訪問看護ステーションきょうりつ―古橋聡子所長
木村 憲洋
1
1高崎健康福祉大学健康福祉学部医療福祉情報学科
pp.441-445
発行日 2008年6月15日
Published Date 2008/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101085
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ステーションのサービス方針
木村 ステーションのサービス方針をお聞かせください。
古橋 患者さんをスタッフ全員,チームでみていくと考えています。ですから,重症度に関係なく,患者さん1人に何人かでチームを組んで,ディスカッションやカンファレンスをするようにしています。
木村 看護方式でいうとどのようなタイプなのでしょう?
古橋 プライマリーですね。でも,1人でケアすべてを行なうのではなく,そのケアの方法についても一緒にかかわる3~4人の看護師どうしでディスカッションして,最適な方法で提供できるようにしています。特にターミナルのケースでは,夜間や土日の訪問もありますので,常に情報交換をするようにしています。
また,看護師と連携して理学療法士(以下,PT)や作業療法士(以下,OT)が活躍しています。CAPDの管理もやっていますし,血液透析以外はこんな管理が必要だから引き受けられない,ということはないですね。
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