特集 訪問看護に必要な感染管理を学ぶ
訪問看護ステーションで開催する感染管理の研修会―「手洗い・うがい」の学習効果を上げる準備・工夫
小松 妙子
1
,
滝内 隆子
2
,
前田 修子
3
1岐阜大学医学部看護学科
2岐阜大学医学部看護学科
3金沢医科大学看護学部(前石川県立看護大学)
pp.466-469
発行日 2007年6月15日
Published Date 2007/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100825
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訪問看護師を対象にした感染管理に関する教育プログラムの1回分である「手洗い・うがい」を,2か所の訪問看護ステーションの協力を得て研修会として開催することになりました。
「手洗い・うがい」研修会の準備過程は図1のとおりです。学習効果の高い研修会をめざし,「学習目標」や「学習内容」は訪問看護師が「手洗い・うがい」を実践するために必要な知識・技術を系統的・効果的に学ぶことができるという視点で設定しました。続いて,私たちが設定した「学習内容」に対する2か所の訪問看護師の「手洗い・うがい」に関する知識・技術の修得状況を把握し,その結果に基いて「学習内容」の見直し,「学習方法」の選択等を行ないました。実際に行なった研修会の準備・工夫を紹介します。
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