BOOK REVIEW
生き返る痴呆老人―グループホーム「福さん家」での暮らしと実践
工藤 禎子
1
1北海道医療大学看護福祉学部看護学科
pp.103
発行日 2004年2月1日
Published Date 2004/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100470
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グループホームの運営に取り組んだ訪問看護師たちの記録
『訪問看護と介護』の読者には,宮崎和加子さんのファンや,何らかの影響を受けた人が少なくないと思われます。そういう私も1993年に『訪問看護ステーション』(医学書院)を手にした際に,新しい看護の拠点を作っていくノウハウを,こんなにわかりやすく,面白く,しかも看護の本質をきちんと伝えられる宮崎さんって,なんて素敵なんだろう,と惹きつけられて息もつかずに読んだ1人です。
あれから10年。その宮崎さんが,同じく訪問看護に携わっていた日沼さんと,今はグループホームに取り組んでいるというではありませんか。宮崎さんが,グループホームの開設から2年の実践を記したのが,この『生き返る痴呆老人―グループホーム“福さん家”での暮らしと実践』です。
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