連載 事例で考える医療福祉倫理・1
患者は望んでいなかったが,家族の希望により人工呼吸器を装着し,その後,苦しそうな本人をみて家族が悩んだ事例
渡邉 美千代
1
,
大橋 奈美
2
,
大林 雅之
3
,
菊井 和子
4
1愛知医科大学大学院看護学研究科
2医)ハートフリーやすらぎ訪問看護ステーションハートフリーやすらぎ
3京都工芸繊維大学大学院(生命倫理学)
4関西福祉大学(看護学)
キーワード:
人工呼吸器装着
,
終末期
,
安楽死
,
意思決定
Keyword:
人工呼吸器装着
,
終末期
,
安楽死
,
意思決定
pp.697-700
発行日 2006年7月1日
Published Date 2006/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100313
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Data Base
Aさん,52歳,男性
病名:喉頭がん,肺転移,骨転移
家族:妻と二人暮し。娘は,遠方に住み,Aさんの介護にたびたびは来ることができない。Aさんのキーパーソンは妻である。
住居:地方都市の一戸建住宅。病院から車で15分ほどである。
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