連載 マンスリーダイジェスト
看護と介護のこのひと月
太田 加世
1
1聖路加看護大学看護管理学
pp.707
発行日 2005年9月1日
Published Date 2005/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100196
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病気ごとの健診受診率などの目標設定を自治体に求める方針示す 2005/07/11
厚生労働省は医療費の抑制のため,各都道府県が策定する医療計画について,病気ごとの健康診断の受診率や,死亡率など8つの目標値の設定を求める方針を,医療計画に関する有識者会議に示した。原案は,「がん」や「脳卒中」「糖尿病」などの病気ごとの健康診断・検診の受診率,疾病自覚率,有病者の受診割合などに数値目標を設けることを求め,都道府県には,新たに関連事業への交付金を新設するとした。また,各都道府県は,国の指針に基づき,それぞれ目標を設定し,医療計画の目標の達成状況を定期的に住民に公表し,未達成の場合は改善計画を作る。定期的に数値目標の達成状況を検証し,改善がみられない場合は,交付額に差をつけることを検討する方針で,2006年度の医療制度改革に盛り込む。(7月12日付読売新聞)
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