特集 真に求められる地域包括ケア病棟とは 2022年度診療報酬改定を踏まえて
—【実践報告】HITO病院の取り組み—真に機能する多職種連携の中で入院時から退院後の生活を見据えた支援を実践する
田渕 典子
1,2
1社会医療法人石川記念会 HITO病院
2IHG人材育成室・危機管理室
pp.902-906
発行日 2022年11月10日
Published Date 2022/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686202266
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石川記念会HITO病院は,愛媛県の東端で香川県との県境に位置する。医療資源が限られる中で,ケアミックス型の病院機能を活かし,他の2つの法人32事業所の医療・介護・福祉関連施設の全機能を活用しながら,入院時から退院後の生活を見据え,患者ができるだけ在宅復帰するための支援を実践している。同時に,地域の病院や各施設連携に力を入れている。
本稿では,地域包括ケア病棟を含めた同院が提供する医療機能と,それを支える副看護師長とリハビリテーションのリーダーが一緒に病棟を管理する「多職種連携セルケアシステム」などのさまざまな仕組みを紹介する。
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