連載 ワークブック形式で学ぶ! ファシリテーションのための企画とプログラムデザイン・4
企画者としての自分を知る❷—自分の価値観を明確にするワーク
森 雅浩
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1Be-Nature School
pp.448-449
発行日 2021年5月10日
Published Date 2021/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201866
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異なる価値観を知る
前回は,あなたが企画者として参加型の場に込めた「思い」の「背景」を明らかにしました。
さまざまな背景が積み重なって,私たちには大事にしたいことやこだわりが生まれてきます。それを価値観と呼びましょう。1人ひとり経験は違いますから,当然価値観も1人ひとり異なります。もちろん,同じ看護の仕事を目指した人同士の価値観は似ている可能性が高いですが,全て一致することはありません。複数のメンバーで企画を進める際は,この価値観の違いが衝突の原因になることがあります。こだわりは他者には思い込みに見える場合もあるので,まずは自分がどんな価値観を持っているのかを確認しておくことはとても大事です。
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