特集 “ムダ”を省き,看護サービスの質を高める セル看護提供方式
セル看護提供方式とは何か—“ムダ”を省き,ケアの受け手の価値を最大化するための“カイゼン”
須藤 久美子
1,2,3
1飯塚病院看護部
2飯塚病院看護部セル看護推進研究会
3株式会社麻生医療事業開発部
pp.212-220
発行日 2020年3月10日
Published Date 2020/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201526
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
- サイト内被引用
セル看護提供方式とは,飯塚病院が開発した「患者や看護師にとって利益にならない“ムダ”を省いて,ケアの受け手の価値を最大化すること」を目指す看護提供方式である。患者のそばで看護師が業務を行うことでさまざまなメリットがあり,医療の質の向上,看護師の働き方にも大きな影響がある。
本稿では,セル看護提供方式の特徴やその効果,開発の経緯などについて述べる。
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.