特集 1冊まるごと特集!これからの入退院支援・在宅移行支援 ケアプロセスを切れ目なくつなぎ,意思決定を支える
PART2 本人・家族の意思に基づく入退院支援
地域包括ケア時代の意思決定支援を進めるために—アドバンス・ケア・プランニング(ACP)普及のための方向性
西川 満則
1,2,3
1国立長寿医療研究センター 在宅医療・地域連携診療部 地域医療連携室
2国立長寿医療研究センター 緩和ケア診療部
3国立長寿医療研究センター エンドオブライフ(EOL)ケアチーム
pp.978-980
発行日 2018年11月10日
Published Date 2018/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201126
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地域包括ケア時代の入退院支援や在宅移行支援において,患者の意思決定支援は不可欠であり,その普及は喫緊の課題となっている。国立長寿医療研究センターにおいてアドバンス・ケア・プランニング(ACP)の実践や普及に取り組む立場から,今後の方向性として,市民へのアプローチ,医療ケア提供者への教育や組織的導入,多職種がACPをつなぐ仕組みづくりの必要性について考察する。
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