特集 倫理的な組織文化を築く 意思決定支援の質向上に向けて
【special feature】「関西臨床倫理研究会」の活動の成果と展望—看護管理者が連携し,地域を挙げて「意思決定支援」の質向上に取り組む
高橋 弘枝
1,2
,
田中 小百合
3
,
北之園 真由美
4
,
横田 香世
5
1関西臨床倫理研究会
2公益社団法人大阪府看護協会
3独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)大阪病院看護部
4医療法人協和会千里中央病院看護部
5社会医療法人生長会阪南市民病院看護部
pp.376-383
発行日 2017年5月10日
Published Date 2017/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200698
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関西臨床倫理研究会は,病院の看護管理者が連携し,倫理課題への組織的取り組みや,倫理事例の検討を促進するための協働学習の場であり,地域全体の看護の質を高めるためのプラットフォームである。発足から8年目を迎え,28施設から約700名の会員が参加している。
本稿では研究会会長の立場から活動の概略および成果と展望を提示するとともに,本稿に続く関連コラムでは研究会運営に携わる3施設の看護管理者から研究会での学びを自施設に活かす取り組みを紹介する。
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