特別記事
英国・マギーズがんケアリングセンターの相談支援②―患者が自ら歩み出すためのサポートスキル
村上 紀美子
pp.769-773
発行日 2014年8月10日
Published Date 2014/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686103161
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病院の近くにあり,居心地がよく安らげる空間で,がん患者・家族と医療者への支援を行う英国の「マギーズがんケアリングセンター」(以下,マギーズ)。病院の医療モデルを,社会的・心理的アプローチで補完している。その活動の魅力を,マギーズとの交流を続ける村上紀美子氏が2回にわたって伝える。
前回は,マギーズの誕生,相談支援の流れ,多様なサポートプログラムや,日本にマギーズのような支援を取り入れるための道筋を紹介した。今回は「親しい友人のような」マギーズ流の支援の考え方と実際に迫る。がん診療連携拠点病院をはじめどの病院でも,患者支援スキルをさらに磨くためのヒントが得られそうだ。
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