特集 真に効果的なダブルチェック体制とは 与薬インシデント防止に向けて
【インタビュー】ダブルチェックの方法とその選択―有効性と効率性を探るシステム安全学の研究から
田中 健次
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1電気通信大学大学院情報システム学研究科
pp.426-431
発行日 2014年5月10日
Published Date 2014/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686103071
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ダブルチェックには,指示書と薬剤名や患者名などの照合を1人で2回行う方法や,2人が1回ずつ行う方法,さらにそれらのバリエーションなど,さまざまなパターンがある。時間とマンパワーが限られた医療現場では,その効果のみならずコストにも配慮して,状況に応じた方法を選択することが求められる。そこで,システム安全学の視点からダブルチェックの有効性と効率性についての研究を行っている田中氏に,方法を選択する際のヒントをうかがった。
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