増刊号特集2 医療機関において警察OBが果たす役割
互いに手を取り合いながら職員の安全を守るために
警察OBが病院にいる意義―弁護士としてみた医療現場の潜在的問題から考える
奧野 善彦
1
1奧野総合法律事務所
pp.669-672
発行日 2012年7月20日
Published Date 2012/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102510
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「看護職管理者は,看護の提供を受ける人びとに必要な看護体制を保持し,看護職者および看護補助者がその職責にふさわしい処遇を得て看護実践を行う環境を整えなければならない」。日本看護協会が示す看護業務基準からも看護管理者にはスタッフを守り,職場を改善する責務がある。
本稿では,医療現場に潜む暴言・暴力・ハラスメントといったそれまで表面化されることのなかった問題に光を当てる立役者のひとりとなった弁護士の奧野善彦氏に,職員として警察OBが病院にいることの意義を示していただく。
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