短報
病棟スタッフステーションのレイアウト改良―レイアウト・ワークフロー複合図による検討
小島 裕美子
1
,
辻本 啓子
1
,
米澤 友子
2
,
岡本 康幸
3
1奈良県立医科大学附属病院・看護部
2奈良県立医科大学附属病院・医療安全推進室
3奈良県立医科大学附属病院・中央臨床検査部
pp.898-899
発行日 2011年9月10日
Published Date 2011/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102199
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□目的
病棟スタッフステーションにおける業務は多種多彩であり,また室内での移動を伴う動的な作業がほとんどである。スタッフ同士は同じ空間を共有しつつ,それぞれの業務を効率よく,かつ安全に遂行する必要がある。そのためには,それぞれの作業における動線をできるだけ短くなるようにし,動線同士の同方向の重なりや異なる方向の交差などが過剰にならないように,作業の場や備品を適切に配置することが重要である。本研究では,この目的のために,レイアウトと作業のワークフローを複合的に検討する方法を試みた。
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