特集2 いまなぜ認定看護師が看護管理を学ぶ必要があるのか
認定看護師としての活動と管理業務の両立
玄海 泰子
1
1北里大学東病院看護部
pp.476-479
発行日 2011年6月10日
Published Date 2011/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102070
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はじめに
認定看護師(以下,CN)は2010(平成22)年度現在,21分野にまで拡大し,さまざまなフィールドで活動している。そして,専門分野における熟練した看護技術と知識を用いて実践的役割を遂行し,チーム医療を推進する役割が求められている。そのため,マネジメント能力は重要であり,2009(平成21)年度よりCN教育課程のカリキュラムにおいて看護管理が必須科目となった。
私は2006(平成18)年に緩和ケア認定看護師の認定を受けて,専門分野の質の均一化・向上を目標に看護実践やスタッフ育成に努めてきた。そして,2009年に主任としての役割を得た。CN資格を取得して5年目を迎え,自身の活動や立ち位置について改めて考える機会を与えられた。CNとしての今までの活動と,管理における考え方の変化と気づきについて述べたい。
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