連載 おとなが読む絵本――ケアする人,ケアされる人のために・58
父親が子どもの心に残すもの―『おとうさんの ちず』『おとうさん』『おとうさんのえほん』
柳田 邦男
pp.868-869
発行日 2010年8月10日
Published Date 2010/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101843
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私は父親として,子どもたちに何を残すことができたのだろうか。時折,ふとそんなことを考える。あれこれ考えるのだが,自信をもって「これだ」と言えるものは,なかなか浮かんでこない。
だから,父親が子どもの心に残したすばらしいものを描いた絵本を読むと,胸がうずく。
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