第2特集 急増した精神科認定看護師の報告―ニーズに応える認定看護師制度とは
精神科認定看護師領域別ファイル
山中 利文
1
,
秋葉 晃子
2
,
矢田部 愛
3
,
吉野 百合
4
,
草地 仁史
5
1長崎県精神医療センター
2山形さくら町病院
3焼津病院
4松山記念病院 訪問看護ステーション「みさわ」
5財団法人河田病院
pp.520-521
発行日 2009年7月10日
Published Date 2009/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101499
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本特集内でも述べられているように日本精神科看護技術協会は1995(平成7)年度に「精神科救急・急性期看護」「精神科リハビリテーション看護」「思春期・青年期精神科看護」「老年期精神科看護」の4分野による精神科認定看護師制度をスタートさせた。
しかし精神科医療の現状が,これまで以上に高度かつ最新の知識・技術を必要とし,専門性を有した看護師を求めていることから,2004(平成16)年度に認定制度改正の検討を開始。そして2007(平成19)年に「退院調整」「行動制限最小化看護」「うつ病看護」「精神科訪問看護」「精神科薬物療法看護」「司法精神看護」「児童・思春期精神看護」「薬物・アルコール依存症看護」「精神科身体合併症看護」「老年期精神障害看護」の10領域に認定制度を改正した。現在,総数317名(2009年4月)というこの認定制度で,いち早く認定資格を取得し活躍中の精神科認定看護師にそれぞれの役割と課題を語っていただいた。
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