連載 学会へ行こう!
―日本老年看護学会第12回学術集会―人生の統合を支える
沼本 教子
1,2
1学術集会
2神戸市看護大学
pp.919
発行日 2007年11月10日
Published Date 2007/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101055
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- 文献概要
日本老年看護学会は1995(平成7)年11月に設立されました。この年は,厚生労働省が2000年以降を視野に入れ,高齢社会における保健医療・福祉政策の諸制度の改革・改正を急速に進めていった年でもあります。医療の高度化が進む一方で,療養,介護を必要とする高齢者の急増を踏まえ,高齢者への看護,介護の質を担保することの必要性が大きく認識されていた時期とも重なります。看護学教育の充実と老年看護研究を通してこの目的を遂行するための学会が設立されました。設立後12年と,まだ若い学会といえども,社会の人々や看護職能集団に日常的に貢献する役割を,今後ますます期待されていることを,会員の一人ひとりが意識をもって活動しています。
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