―第3回医療安全成功事例大会開催―施設を越えた成功事例の共有

　2006(平成18)年11月11日，神奈川県総合医療会館(横浜市中区)にて，医療安全対策上における“成功事例”から今後の対策を考える，神奈川県看護協会主催の「第3回医療安全成功事例大会」が開催された。

　「(同大会を通して)現場で何が起きているか，何ができるかを考えていきたい」という同県看護協会会長の平澤敏子氏の挨拶により開会。基調講演では「みんなで高めよう，チームのリスク感性！」と題し，林敏之氏(株式会社神鋼ヒューマンクリエイト)が壇上に立った。同氏はラグビー元日本代表キャプテン。現役時代はフォワードとして活躍，果敢で力強いプレースタイルから“壊し屋”と呼ばれ，神戸製鋼の7年連続日本一に貢献している。その経験をもとに，眼前の困難にどう立ち向かうべきかが熱く語られた。