特集 2006年診療報酬改定と医療制度改革を読む
[インタビュー]診療報酬改定項目の意図
髙階 恵美子
1
,
奥村 元子
2
1厚生労働省保健局医療課
2日本看護協会
pp.433-438
発行日 2006年6月10日
Published Date 2006/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100083
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病院経営上で看護管理者の力量が問われる時代へ――看護の量への評価
奥村 病院の運営,看護部門の運営をどういう方向で進めていくか。今改定で,看護管理者はかなり厳しく大きな役割を担わされることになりました。そこで,具体的にどういうことを考えなければならなくなったのかを,厚生労働省医療課で課長補佐として改定にあたられた髙階さんに,通り一遍の解説だけではわからない改定実務者側の意図を中心にお話しいただきたいと思います。
昨年12月に,政府・与党医療協議会の医療制度改革大綱が出て,今国会で医療制度改革関連法案,つまり,健康保険法や介護保険法,老人保健法などの改正が審議されています。いろいろなことが一斉に動き始めたなかで,診療報酬と介護報酬が同時に改定されました。
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