特集 国際シンポジウム「家族看護学研究の動向:患者と家族のQOLの向上と看護の充実をめざして」
第I部 母子看護における家族看護学研究の動向
シンポジウム・5:討議
兼松 百合子
1
1千葉大学看護学部
pp.135-138
発行日 1994年6月15日
Published Date 1994/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900187
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司会 それでは,さっそくフロアの方も,ここにお座りの先生方もぜひ聞きたいということ,できるだけ国際的な質問をお願いします。
皆川(千葉大学看護学部大学院生) Keltner先生に質問です。先ほどのご発表の中で,障害をもった子どもの兄弟関係に着目したお話がありました。私自身もそれに関して大変興味をもっています。障害をもっている子どもにサポートを与える存在として,その兄弟のケアの必要性が話されていたと思うのですが,健康な兄弟が病気をもった子どもにサポートをしていく時には,すごく親の働きかけが大きいと思うんです。その点に関して,兄弟の適応を促すような親の働きかけについて先生の考えを聞かせてください。
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