特集 日本看護診断研究会・第2回学術集会報告
シンポジウム:看護診断の臨床への導入
4.POS記録委員会および院内研修を通して—東北公済病院の場合
菊地 登喜子
1
1東北公済病院看護部
pp.104-109
発行日 1993年2月28日
Published Date 1993/2/28
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900118
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はじめに
東北公済病院では,現在,M. ゴートンの機能面からみた健康パターンによる情報収集の枠組み(以下ゴードンの枠組みとする)とNANDAの看護診断カテコリーの活用を試みています。看護部のPOS記録委員会(以下POS委員会とする)のメンバー,院内教育でPOSに関する研修を中心に行なっている卒後1年目・4年目看護婦,および一部の病棟においてです。
ここでは「看護診断導入への経緯」,「看護診断取り組みの実際」,「看護診断に関する院内研修」および当院が看護診断をすすめる中で見いだした事例研究の一方法である「看護診断に基づいた事例研究」について述べることにします。
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