連載 —若手研究者による若手研究者のための—英語論文執筆のTips・7
めざすべきトップジャーナルとは
植木 慎悟
1
1九州大学大学院医学研究院保健学部門
pp.645-652
発行日 2022年12月15日
Published Date 2022/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681202055
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臨床研究は,結果がどうあれ,すべて論文公表する義務が研究者に課せられている。では,どのようなジャーナルに投稿したらよいのだろうか。当然,自身の研究結果を読んでほしい読者層を想定してジャーナルを選ぶが,その研究分野の中でも,同じようなScopeをもつジャーナルが数多く存在する。
昨年,本誌にて掲載された筆者の記事「投稿のための英文ジャーナルはこうやって探してみよう」(植木,2021)でも述べたように,選択の際にはインパクトファクターが1つの指標になることは間違いないと考えている。なぜインパクトファクターが良いのか。それに関する事実と実態をもとに論理的に述べつつ,他の指標も挙げながら,めざすべきトップジャーナルはどのようなものになるのか,深く掘り下げたいと思う。
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