焦点 ソーシャル・サポート・1
インタビュー
Dr. Norbeckに聞くソーシャル・サポートの研究動向
羽山 由美子
pp.192-199
発行日 1987年1月15日
Published Date 1987/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200917
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昨年11月下旬に編集室よりDr. Norbeckの論文翻訳の依頼状を受け取り,早速その論文に目を通してみたところ,比較的なじみのある内容であったことや,Dr. Norbeckには日頃指導を受けていて,彼女の仕事にはいつも関心を抱いていたので,興味深くもあり,お引き受けすることにした。その際,せっかく身近にDr. Norbeckがいるのだから,ただ翻訳するだけではなく,その追記のような形で,もう少し最新の情報を彼女から得てつけ加えたらどうかと思い,編集室に問い合わせてみた。編集室からは,願ってもないことで,できれば独立したインタビュー記事にしてほしいということであった。内容は一任するとのことで,それがこのインタビューを行なうきっかけであった。12月も半ば,学内はすでにクリスマス休暇に入り,教職員だけが相変わらず忙しげにしている頃であった。Dr. Norbeckは快くインタビューの求めに応じ,日取りをとってくれた。
インタビューはあらかじめ私のほうで十数項目の質問事項を設定し,それをタイプして彼女に提出,彼女にも回答をタイプしてくれるように頼んだ。これは筆記のほうが私には要領よく意向を伝えられるし,インタビューそのものも,まとめる段階でも,時間の節約になるからであった。
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