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海外論文
保健に関する態度尺度の開発
Development of a Health Attitude Scale
P. Miller
1
,
R. Wikoff
2
,
M. McMahon
3
,
M. J. Garrett
3
,
N. Johnson
3
,
小野寺 杜紀
4
1Nebraska Medical Center大学(Graduate Nursing Program)
2Nebraska大学心理学部
3Nebraska Medical Center大学学士課程
4埼玉県立衛生短期大学
pp.139-146
発行日 1983年4月15日
Published Date 1983/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200750
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医学的レジメン(医学的養生法)の指示された行動に対する心疾患患者の態度を評価するために,1つの用具が開発された。2つの心疾患患者のグループが,ミラー態度尺度の妥当性および信頼性を検証するために用いられた。1グループは心臓病治癒者連合の480人のメンバーであり,もう1つのグループは,はじめて心筋梗塞と診断された35人の患者であった。後者のグループは退院後6か月の時点で態度尺度をもう一度行なった。このグループでは,医学的レジメンの遂行度が6か月の追跡期間に確かめられた。スピァマン順位相関を用いた結果,5つのサブスケールのうち3つに対して,態度と追従行動との間に有意な相関がみいだされた。両グループを検定してみると,5つのサブスケール全部に対して,α信頼係数は高い尺度項目の内部一致度を示した。
因子分析の結果,分散の過半数を占める8因子が抽出された。医学的レジメンの5つの行動のそれぞれは,心疾患患者たちの,彼らの医学的レジメンの行動に対する態度を評価するために,ミラー態度尺度を使用することを支持する因子を明瞭に特定した。
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