焦点 手術を前にした患者の看護
GROUP DISCUSSION
術前患者への看護介入Ⅰ—"組織的及び非組織的な術前ティーチングの効果"をめぐって
池田 さと子
1
,
長野 ヒロミ
2
,
稲田 美和
3
,
登坂 有子
4
,
岡田 康子
5
1千葉労災病院
2北里大学附属病院
3日赤医療センター
4虎の門病院
5東京医科歯科大学医学部附属病院
pp.239-256
発行日 1973年7月15日
Published Date 1973/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200348
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問題の提起
稲田 この"術前患者への看護介入Ⅰ"という論文は,プリオペラティブ-ティーチングの効果の検討をしている論文です。具体的には,術前に深呼吸,咳嗽,ベッド-エクササイズなどを行なうことが,どの程度の価値があるかということを,肺の換気能力,入院日数,術後72時間以内に使った鎮痛剤の数で比較研究しているものです。
この論文を読んで,それぞれ感じた問題点などを出し合って,ディスカッションを進めていきたいと思います。
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