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特集 実践科学としての看護学のための理論
第I部 一般理論
シンポジウム"看護における理論開発"
重要理論の特徴
Characteristics of Significant Theory
Rosemary Ellis
1,2
,
アレストラ 敦子
3
1Frances Payne Bolton看護学部
2Case Western Reserve大学
3元:聖路加国際病院
pp.318-325
発行日 1970年7月15日
Published Date 1970/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200201
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看護という職業に関連する理論を開発するためには,"理論"あるいは"理論開発"ということばを"看護"ということばに結びつけるために用いられた前置詞--それはある特定の意味をもったり,きわめて含蓄に富むものである--に注意をはらう必要がある。前置詞は,位置とか方向,あるいはその他の関連事項に,ある意味を与えるために用いられる。たとえば,看護の理論theories of nursing,看護における理論theories innursing,看護のための理論theories for nursingなどという言い回しが,どのような異なったことを意味するかを考えてみる必要がある。つまり,このシンポジウムで,看護にとって有益な理論の性格について検討する意図はここにあるのである。
表出的にか内包的に意味をもたされた前置詞に注意をはらう必要があることは,従来から言われつづけてきた。つまり,ますますひんぱんに"看護理論"ということばとわれわれが接するようになってきているからである。
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