研究
地域社会構成よりみた助産婦の必要性と効果的活動に関する研究
松本 清一
1
,
中島 知我子
1
,
村上 節子
1
,
大島 秀子
2
1群馬大学医学部
2群馬大学医学部付属助産婦学校
pp.77-94
発行日 1969年1月15日
Published Date 1969/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200125
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はじめに
近年施設分娩の増加に伴い,助産婦業務のあり方に大きな変動が現われ,また勤務助産婦不足,開業助産婦の偏在などとともに助産婦希望者の減少が問題となっている。これらの点に関して将来の助産婦の必要性を検討すると同時に,いかなる場所に,どのような方法で助産婦を配置し,ほかの関連職種との業務分担をどのようにすることが効果的方法であるかを研究する必要が生じた。そこで私たちは現在の助産婦の実態を知ることと,市街地・農村地区・山間地区の3地区の母子衛生の現状を妊産婦側よりみることから,地域社会におけるこれからの助産婦の活動方法を検討することにした。
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