特集 COVID-19流行下の助産ケア
—COVID-19軽症〜中等症Ⅰの妊産婦受け入れ病院—愛育病院 感染管理助産師による実践報告
石幡 理絵
1
,
石川 紀子
1
1社会福祉法人恩賜財団 母子愛育会 総合母子保健センター 愛育病院
pp.26-39
発行日 2022年2月25日
Published Date 2022/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665201966
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恩賜財団母子愛育会 総合母子保健センター 愛育病院(以下,当院)は産婦人科,小児科,新生児科の入院病床を有し,年間3000件前後の分娩を取り扱っている東京都内の総合周産期母子医療センターである。MFICU9床,NICU12床を有している[表1]。
当院には感染制御実践看護師の資格を持った助産師が2名いる。そのうち1名が現在看護部の感染制御担当として専任で活動し,互いに相談や連絡をとりながら協力して取り組みを行っている。当院のInfection Control Team(ICT)は医師3名[うちInfection Control Doctor(ICD)2名],看護師・助産師5名[うち感染制御実践看護師(ICN)1名,感染リンクナース3名],薬剤師1名,臨床検査技師1名,栄養士1名,事務員1名がおり,すべて兼任で活動している。
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