連載 未来の助産師を育てています わたしたちの教育現場・57
昭和大学 助産学専攻科
pp.68-74
発行日 2020年1月25日
Published Date 2020/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665201451
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本学の沿革・教育理念
昭和大学助産学専攻科(以下,本学専攻科)は,2008年から開講された昭和大学保健医療学部看護学科助産師課程と重なるように2012年に設立し,今年(2020年)で9年目を迎えます。入学定員は15名で,これまで66名の修了生を輩出し,看護学科助産師課程を含めると約90名が昭和大学で助産学を学び,周産期の医療現場へと羽ばたいていきました。
本学専攻科の特徴は,昭和大学の理念である「至誠一貫」,まごころを持って対象に尽くすことを第一に,「女性の全生涯を対象に,家族・乳幼児・地域社会も視野に入れ,女性の主体性を尊重したウィメンズヘルスを支援できる豊かな人格と教養を兼ね備えた人物を育成する。さらに,安全で質の高い助産ケアを提供し,医療・保健・看護・福祉の向上に寄与し,国内外に発信できる助産師を育成する」です。周産期医療の重要な担い手となる高度で最先端な知識と専門的助産実践能力(知識・技術・人間性)を身に付けた助産師の育成を目指しています。2019年度は,入学生の約半数が昭和大学保健医療学部看護学科の卒業生ですが,内部進学者枠はなく,例年,他大学からの進学者は全国各地の大学から進学してくださっています。
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