連載 ワタナベダイチ式! 両親学級のつくり方・16
自己紹介をするか,しないか
渡辺 大地
1,2
1株式会社アイナロハ
2株式会社ままのわ産後パートナーズ
pp.802-806
発行日 2017年10月25日
Published Date 2017/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665200865
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はじめに
ある自治体で,保健師さん向けの「両親学級のつくり方」講座をさせていただいた時のことです。マタニティ期の“男性”限定の講座を開催している保健師さんから,質問をいただきました。
自治体主催の講座なので集客は容易で,毎回30名近く男性が集まるそうです。
「講座の冒頭に受講者の自己紹介タイムがあるのですが,30名もいるので,自己紹介だけで30分以上かかってしまいます。自己紹介タイムを廃止しようか迷っているのですが,どう思いますか?」
講座時間は90分だそうです。皆さん,いかがでしょうか?
いくつか検討事項があります。まず,保健師さんがおっしゃるように,「時間が取られすぎること」。これは致命的ですね。他人の自己紹介を聞きに来ているわけではないので,時間のことを考えたら,改善の必要はありますよね。
ほかには,皆さん何か思い当たることはありませんか? 自己紹介タイムの是非について,ご自身の講座ではいかがでしょうか?
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