連載 りれー随筆・382
還暦助産師のひとりごと
中谷 良子
pp.884-885
発行日 2016年10月25日
Published Date 2016/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665200625
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還暦を過ぎ長年パートタイムで働く助産師です。現在は夫の退職を機に北海道十勝の村に移住し,毎日,日高山脈を眺めながら片道30kmをマイカー通勤しています。四季折々の景色は素晴らしく,通勤は最高のリフレッシュで苦になりません。真冬のから松林の樹氷はフィンランドを,春夏秋の十勝平野は南フランスを旅している気分(妄想ですが)で走り抜けています。
ただ,寄る年波には勝てず,最近は膝痛,老眼,物忘れに悩まされています。還暦直後はまだまだ大丈夫!と思っていましたが,医師や同僚スタッフから「大丈夫?」と声をかけられることが多くなり,大丈夫のニュアンスが微妙に変化していることをひしひしと感じる今日この頃です。
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