特集 次世代につなげる妊婦の栄養指導 厳しい体重増加制限のもたらす危険性
妊婦自身の出生体重は妊娠や新生児の転帰に影響を与えるか?
荒田 尚子
1
1国立成育医療研究センター周産期・母性診療センター母性内科
pp.450-455
発行日 2016年6月25日
Published Date 2016/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665200498
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低出生体重で生まれた女性は妊娠中も妊娠糖尿病,妊娠高血圧症候群,早産のリスクが高く,低出生体重児やSmall-for-Gestational-Age(SGA)児を出産しやすいことが明らかにされています。低出生体重で生まれた女性の妊娠は,より細やかな妊娠中の管理が必要と考えられます。
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