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pp.290-291
発行日 2012年3月25日
Published Date 2012/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665102148
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体外受精児を追跡調査へ人工操作加えるほど体重増加
体外受精で生まれた赤ちゃんの体重は,凍結保存など人工的な操作を加えるほど重くなることが,厚生労働省研究班の調査でわかった。遺伝子の働きを調整する仕組みに異常が出ている可能性もあり,将来がんなどのリスクが高くならないか,15年間にわたり数千人を対象に健康影響を調べていくことにしている。
研究班(主任研究者=吉村泰典・慶應義塾大学教授)は2007~2008年度に,体外受精により正常な週数で生まれた赤ちゃん約2万7000人の出生時の体重を調べた。
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