連載 バルナバクリニック発 ぶつぶつ通信・89
クリニックの危機
冨田 江里子
1
1St. Barnabas Maternity Center
pp.864-865
発行日 2011年9月25日
Published Date 2011/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665102003
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報告・お話し会を開催
6月にビザの都合で一時帰国をした。いつもこの時期に,クリニックの活動について報告・お話し会を開催させていただき,今後の活動への理解者や支援者を募る努力をしている。
今年は東日本大震災が起こり,支援の多くは当然国内へと向いている。そのため,今年のクリニックの存続は厳しい状況が生じている。クリニックにやって来る病人は途切れることがないということを話すと,支援者から「希望がない」「いつまで続けないといけないのか?」などの声が上がり,軽いショックを受けた。
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