特集 大学院で助産を学ぼう
大学院ではどんなことが学べるの?
東京医科歯科大学大学院―保健衛生学研究科 リプロダクティブヘルス看護学分野
大久保 功子
1
1東京医科歯科大学大学院
pp.1066-1067
発行日 2010年12月25日
Published Date 2010/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665101770
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どのような大学院か
東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科総合保健看護学専攻リプロダクティブヘルス看護学分野では,助産学や看護学について,世界的な視野から広く深く学ぼうとしています。女性の健康と幸福に関するケアについて探求することに重点をおいており,性の多様性や性暴力,虐待予防,家族看護にも着目しながら教育を展開しています。博士前期課程と博士後期課程があり,修士から博士まで,一貫教育を主軸にすえ教育研究に取り組み,国際的に通用する人材を育成しています。また,フィンランド,イギリス,アメリカ,台湾に提携大学があり,短期留学や共同研究も可能です。看護学専攻の他分野には,健康情報解析学,健康教育学,国際看護開発学,看護システムマネージメント学,高齢者看護・システム開発学,先端侵襲緩和ケア看護学,小児家族発達看護学,生態・生活機能看護学,精神保健看護学,在宅ケア看護学,地域保健看護学があります。
本学には研究者・教育者育成を目的としたコースとすぐれた看護実践者の養成を目的としたCNS取得コースがありますが,リプロダクティブヘルス看護学分野では開設以来10年,CNS希望者がいなかったため,CNSの再申請は取りやめました。また,助産師国家試験受験資格コースはありません。
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