連載 飲んで大丈夫?やめて大丈夫?これだけは知っておきたい薬の知識・6
アレルギー・皮膚科疾患
佐々木 祐子
1
,
山内 愛
1
,
徳永 秀美
2
1国立成育医療センター看護部
2国立成育医療センター薬剤部
pp.852-857
発行日 2008年9月25日
Published Date 2008/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665101294
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第6回はアレルギー・皮膚科疾患に対する薬剤の使用をテーマにとりあげます。事例にはそれぞれ,花粉症・妊娠性そう痒・アトピー性皮膚炎をあげています。
アレルギーの発症率は年々増加しています。2000年以降のデータでは,5人に2人の割合で何らかのアレルギー疾患を発症しているという報告もあります。アレルギーの原因であるストレスや環境問題など現代の生活環境とも関連が深いうえに,一般的に妊娠に伴い悪化するともいわれているので,妊婦からの質問も多いと考えられます。
それでは,各場面について考えてみましょう。
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