レポート
リエゾン助産師の役割とは?―Elizabeth Garrett Anderson and Obstetric Hospital (London)での研修を通して
鳥越 郁代
1
1福岡県立大学看護学部
pp.176-181
発行日 2006年2月1日
Published Date 2006/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100055
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私がリエゾン助産師(liaison midwife)の存在を知ったのは,その活動内容が紹介されているレポートを通してであった1)。そのレポートは,University College of London Hospitals(UCLH)のWomen's Health部門の1つであるElizabeth Garrett Anderson and Obstetrics Hospital(EGA)におけるリエゾン助産師の役割,活動内容などを紹介したものである。
リエゾンとは,もともと「つながり」を意味するフランス語である。リエゾン精神医学やリエゾン精神看護として知られているように,他の領域において発生した精神科的あるいは心理的諸問題を解決するために,精神医学や看護の専門家が他科と連携しながら,医療や看護を提供する意味をもつ。
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