連載 ひきこもり状態にある本人と家族への訪問支援 こころの扉が開くとき・5
会いたいというサインを送る
船越 明子
1
1神戸市看護大学
pp.502-508
発行日 2023年12月10日
Published Date 2023/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664202006
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連載第4回では、「レベル2:本人に働きかけるための環境を整える」について、訪問支援を開始するまでの準備としての家族支援を取り上げた。危機介入や家族支援によって、ひきこもり状態にある本人と家族との関係性を再構築することで、本人にこのままではいけないという葛藤を喚起させていた。今回は、本人に「会いたい」という支援者のメッセージをどのように届けるかというレベル3について詳述する(表1)。
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