連載 アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第174回
中小病院二題
遠賀中間医師会おんが病院
安東 洋希
1
1株式会社石本建築事務所 九州支所
pp.593-596
発行日 2009年7月1日
Published Date 2009/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101495
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■地域に根ざした医師会病院として
遠賀中間医師会おんが病院は,急性期から慢性期まで継ぎ目のない医療を提供するため,2006年に竣工した別敷地の遠賀中間医師会おかがき病院(療養病院)の急性期病院(100床)として,2008年4月に開院した.この施設は1市4町(中間市,遠賀町,岡垣町,水巻町,芦屋町)の地域中核病院としての役割も担う.設計にあたっては,病院としての基本的な視点(経営,患者・外来者,医師・看護師・コメディカル)に立ちながら,地域に安心な医療を提供する医師会病院として次のコンセプトを基に計画を行った.
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