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神戸市と神戸市看護大学が協働した新型コロナウイルス感染症への取り組み
山﨑 初美
1
,
岩本 里織
2
1神戸市健康局
2神戸市看護大学公衆衛生看護学分野
pp.926-931
発行日 2020年11月10日
Published Date 2020/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664201544
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神戸市の立場から(山﨑初美)
■神戸市保健所の概要
神戸市は,人口約152万人,高齢化率28.2%(2020〔令和2〕年3月末)の政令指定都市である。保健師数は201名(2020[令和2]年4月現在)であり,全国の政令指定都市の中で人口に対する保健師の割合が最下位となっている。
保健師は,保健所を含む本庁(健康局,福祉局,こども家庭局)の保健事業を企画する部署に42名,市内9区10カ所の保健センター機能と保健所機能を併せ持つ部署に154名を配置している(図1)。各区においては,図2の通り,主に健康福祉課あんしんすこやか係と,こども家庭支援課こども保健係に配置されている。
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