連載 [事例集]新しい健康日本21へのヒント・18
地域で生きいき暮らすための高齢者の健康保持活動の推進―「たすけあい名古屋」の活動
西川 達夫
1
,
篠田 宏明
1
,
近藤 克則
2
1認定特定非営利活動法人たすけあい名古屋
2千葉大学予防医学センター環境健康学研究部門
pp.896-903
発行日 2014年10月10日
Published Date 2014/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200013
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「たすけあい名古屋」とは?
認定NPO法人「たすけあい名古屋」は,1997(平成9)年に地域の有志46名が集まり,いつまでも安心して暮らすことのできる地域社会を作るために,地域の住人がお互いに助け合い,支え合うことをめざして設立されました。「暮したすけあい活動」からスタートし,福祉制度の充実に合わせて福祉有償運送,介護保険事業,障害者支援事業,福祉会館指定管理受託と活動領域を広げ,名古屋市でも有数の福祉系NPO法人となりました。なお,「暮したすけあい活動」は当法人の主要な事業として,さまざまな生活支援サービスを実施しています。
2013(平成25)年7月に,介護系NPO法人として名古屋市で第1号となる認定NPO法人の資格を取得しました。事業のみでなく,地域の課題の解決に向け,NPO仲間とのネットワーク作り,地域の組織・団体との連携を通して,UR(旧住宅公団)鳴子団地の再開発への提言,名古屋市立大学との連携・提案等の活動を行っています。
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