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NEWS DIGEST
pp.948-949
発行日 2013年11月10日
Published Date 2013/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664102285
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保健・医療・福祉のこのひとつきの動き
サラリーマン心の病急増
景気低迷→リストラ→雇用不安
心の病にかかるサラリーマンが増えている。大企業の社員約1600万人が入る「健康保険組合」では,心の病の受診数が2011年度までの3年間で2割増えた。仕事のストレスが原因となる病気が大半を占める。2008年のリーマン・ショック後の景気低迷で「企業のリストラが進み,雇用不安が広がった」との指摘が出ている。
厚生労働省がまとめた医療保険の利用状況調査から,働き手本人が心の病で通院や入院した件数をもとに,朝日新聞が推計した。財政難に陥り解散する健保組合が相次ぎ,全体の加入者数は年々減っているため,加入者1000人あたりの受診件数で比較。現在の調査方法になった2008年度以降を対象とした。
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